【laravel】ファサードとヘルパ関数の違い|意味|使用方法とは?
この記事では、ファサードとヘルパ関数の違いについてまとめました。
ファサードとは
公式サイト
https://readouble.com/laravel/9.x/ja/facades.html
ファサードとは簡潔にいうと、クラスをインスタンス化しなくても、静的(static)メソッドのように使える機能のことです。
ポイントは「インスタンス化不要」という点です。インスタンス化する手間を省けるため、コードがシンプルになり可読性が向上します。
特に、クラスの中で他のクラスを使う場合など、その処理を実行するのに必要なクラスのメソッドを使えるようにしてくれます。
これを、依存解決と言います。実際にはファサードではなくサービスの機能なのですが、ファサードとして登録するためにはサービスとして登録する必要があるため、この機能も含まれます。
ファサードや依存解決という聴き慣れない単語のせいで何かすごく専門的で難しいことのように感じてしまいますが、処理をシンプルに記述できるようになるというだけのものです。RequestやRedirectなど頻繁に呼び出すクラスがファサードとして登録されています。
ちなみに、Facadeとは入り口といった意味です。家の中のメソッドにアクセスして呼び出さなくても、入り口にアクセスすれば、そのメソッドを呼び出せるというニュアンスになります。
ファサードはデフォルトで用意されているもの以外にも、自分で作成することもできます。
https://prograshi.com/framework/laravel/laravel-facade/
ヘルパ関数とは
公式サイト
https://readouble.com/laravel/9.x/ja/helpers.html#method-fluent-str-ucsplit
Laravelにはヘルパ関数という機能があります。通常、単に「ヘルパ」と呼ばれます。
ヘルパとは、自分で好きな名前を付けて処理を記述した関数のことで、Laravel内の好きなところで呼び出すことができます。
https://prograshi.com/framework/laravel/helper/#:~:text=Laravel%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%91%E9%96%A2%E6%95%B0,%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82