【laravel】モデル(Model)とマイグレーションとは?使い方と意味
この記事では、モデル(Model)とマイグレーションとは?使い方と意味についてまとめました。
モデルとは
https://readouble.com/laravel/9.x/ja/eloquent.html
モデル(Model)とは、データベースにデータを入力・出力・削除・更新するために使用されます。
モデルには、ORMであるEloquentの機能を使用し、データの取得や更新・削除などを行うことができます。
データベースのテーブル一つにつき、モデルを一つ作ることになります。
モデルファイルを作る
モデルファイルを作るには、コマンドプロンプトでプロジェクトの階層に移動し、以下のコマンドを打ちます。
php artisan make:model ファイル名
モデルの命名規則
LaravelのModelの名前はテーブルに対して、単数形で書くように決まっています。
例えば、テーブル名がusersの場合はモデル名はUserになります。
先ほどのようにテーブル名がfruitsの場合はモデル名はFruitです。
複数の単語でテーブルを作成する場合は、アンダーバーで繋ぐスネークケースになります。
対応するモデルはキャメルケースで書きます。
キャメルケースとは、アルファベットで複合語やフレーズを表記する際、各単語や要素語の先頭の文字を大文字で表記する手法のことです。
例えば、テーブル名がuser_fruitsの場合はモデル名はUserFruitになります。
このように、テーブル名とモデル名を決められた規則で作成することで、Eloquentを使用して対象のテーブル操作が可能です。
先ほどのコマンドを使用して、モデルと一緒にマイグレーションファイルを作成するとテーブル名をつけてくれるので楽です。
マイグレーションとは
https://readouble.com/laravel/9.x/ja/migrations.html
マイグレーションとは、データベースの情報を管理するようなもので、チームでアプリケーションのデータベースの内容を一目で分かるようにマイグレーションファイルへ定義し共有できるようにします。
マイグレーションファイルを作る
マイグレーションファイルを作るには、コマンドプロンプトでプロジェクトの階層に移動し、以下のコマンドを打ちます。
php artisan make:migration マイグレーションファイル名 --create=テーブル名(複数形)
モデルとマイグレーションファイルを同時に作る
モデルとマイグレーションファイルを同時に作るには、コマンドの最後に「-m」をつけます。
すると、モデルとマイグレーションファイルを同じ名前で同時に作ることができます。
php artisan make:model ファイル名 -m
参考